庭と暮らしを彩るプランナー日記

いけませんねぇ…ちょっと気を抜くとあっという間に数日が過ぎてしまい、ひとつ前のブログの日付を見てビビる!先週から少しだけ早歩き気味の日々が続いていて、息切れが始まりかけている私です。

昨日は、お客さまとの打ち合わせで三次へ。前日から三次の雪予報を警戒していたのですが、警戒すべきは三次よりも途中の安芸高田市辺りでした💦山間部恐るべし!!

トンネル抜けた瞬間猛吹雪のような雪景色に変わり少々怯みました。当の三次地域は雪なんて全然!!…それはそれで拍子抜けだったのですが、安全にたどり着けてほっとひと安心でした☺

帰るころには空は明るく晴れ間が見えていて、お客さまとの打合せで楽しくなった気持ちのままドライブ気分で帰路につくことができました。

ところで、突然ですが皆さんは家の外廻りや庭をどんな空間にしたいですか?

緑に囲まれた癒しの空間

家族が集まる賑やかな寛ぎスペース

おしゃれなカフェ風テラス

改めて考えてみると、空想や妄想がいろいろ浮かびますよね。実際にやるかやらないか、出来るか出来ないか、は右(左でもいいよ)に置いといて、自分にとって心地良い空間を想像することは、心にも身体にもすごく健全なのではないかと思っています。

そして、私の仕事は、そんなお客さまの庭に対する空想や理想を叶えるためのお手伝いをすることです!

思えば私、小さい頃から妄想&空想癖が異常に強いお子さまでした。放課後友達たちが日々公園で走り回る中、そこら辺でちょこんと空想に耽っていた記憶しかない。その頃からすでに協調性なかったんだね…

といっても、空想の中身はすごく現実的。理想の家を思い浮かべて、そこに自分の思う通りのインテリアや内装を施して、ティータイムしたり本を読みふけっている自分を想像していました。

当時の理想は、もっぱら『シルバニアファミリー』の家でしたね。子供の私にとって、シルバニアファミリーこそが理想の家族であり(ウサギの家族じゃけど)、唯一家具や内装を自由にできる家(ほぼスケルトンじゃけど)だった。そんな記憶です。

外構エクステリアの仕事を始めてお客さまと関わる中で、ふとその時の記憶や高揚感が蘇る瞬間が増えたんですよね。子供の頃に描いた夢とは遠いところに来たような気がしていたけど、実は繋がってるのかな…と最近感じています。

目次

お客様と一緒に理想のストーリーを描く

私が外構をデザインする時に大事にしているのは、お客さまがもつ『個性』や『らしさ』を取り入れること。でも、知り合ってすぐその人の『個性』を熟知することはできないし、ましてやお客さまの『らしさ』なんて私ごときが勝手に決めつけていいものではありません。

だからこそ、外構や庭以外のお客さまの”好き”や”想い”を教えていただく時間を大切にしたいと思い、何気ない雑談を楽しむようにしています。

私に子供のころから今までの思い出や記憶があるように、お客さまにもそれぞれに心に留めている沢山のストーリーがあると思うので、そういった目に見えないものも含めた庭づくりができたらもっと幸福感が上がると信じています!


先日、小さなお子さまがいるご家族から「子どもが安全に遊べる庭を作りたい」とご相談をいただきました。そこで、芝生を敷き詰めた子供たちが安全に走り回れる遊び場や、気兼ねなくプールを置けるタイルテラス、そしてお子さまが大きくなった時にはご夫婦がガーデニングを楽しめるスペースにカスタマイズできるプランを提案しました。

完成後のお庭で遊ぶお子さまの笑顔や、ご家族で庭を楽しむ光景を想像しただけでお客さまと盛り上がり、感情の昂ぶりを抑えることができませんでした。こういう瞬間が本当に楽しくて幸せを感じます。

お客さまの理想を一緒に形にする過程では、率直なコミュニケーションが欠かせません。特に外廻りではメリットと同じくらいデメリットが存在するので、耳障りのいいことばかりを繋ぎ合わせていく提案はとても危険です!

お客さまには「こうしたい!」という理想をどんどん伝えていただいて、そこにプロとしてのアドバイスやエッセンスを加えて、想像していた2倍も3倍も魅力的な外構や庭づくりを楽しんでいただきたいと思っています。

外廻りは予測不能なことが起こる可能性を含んでいる半面、デザインにおいては、無理かなと思うことでもアイデア次第で実現できることが多いんですよ♪

プランナーの目線で考える外構の楽しみ方

外構は、見た目のデザインが注目されれがちですが、実際は「使い勝手」もとても重要です。モデルハウスや公共施設ならともかく、ほとんどの場合ご家族が生活する場所が対象となるので当然のことですよね。


例えば、お子さまがまだ小さくて夫婦共働きのご家庭では「手入れが楽なお庭がいい!」という声もよく耳にします。植栽を取り入れれば簡単に見栄えは良くなるけど、忙しくて手が回らないと言われているお客さまに、植物をふんだんに取り入れたプランニングをするのは違うような気がしています。

そんなときには、砂利やタイルを上手に組み合わせることで、おしゃれさと機能性を両立できるデザインもあります。また、照明やシェードなどの小物を取り入れることで、暑い夏や夜の庭も快適に過ごせる空間にすることができます。

一方で、私はユーモアも大切にしています。(←急なアピールw) 以前、お客様から「家族で笑えるエクステリアにしたい」と言われた時、遊び心のあるガーデンオブジェを提案しました。庭の片隅に可愛い動物の置物や隠れた仕掛けを施すと、ご家族だけでなく訪れた人たちの笑顔も見ることができますよ☺

お庭を一緒に作りませんか

今日のブログを読んで、少しでも「こんなプランナーに相談してみたい」と思っていただけたら嬉しいです。(圧 外構や庭は生活に欠かせないものではないけれど、一方で家の顔となる場所でもあります。

素敵な家をさらに素敵に彩り、ご家族の暮らしにより笑顔が溢れる、魅力的な庭づくりのお手伝いをさせていただける日を楽しみにしています!

あなたの理想を形にする、ワクワクする旅がここから始まります!ちょっと恥ずい

昨日の15時のおやつ時に、友人宅でひと足早いクリスマスケーキを堪能。美味しいコーヒーとケーキをいただきながら、友人と2時間弾丸トークして嵐のように去るだけでかなりリフレッシュできる安上がりな奴(私)です。

2024年も残りわずかとなりました。寒さも流行り病も本格化してきています。健康に安全に新年を迎えられるように、あともう少し気張って頑張りましょうね♡もっとも頑張らん人に言われてもね…スミマセン💦

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