敷地を有効活用した駐車スペース

敷地を有効活用した駐車スペース

私たちが子供の頃、車は一家に1台の時代。
車庫が1台分構えられ残りの敷地は広々とした庭として設けられることがほとんどだったそんな時代。

時は流れ車は1人1台所有が当たり前となった今、広く設けられた庭は子供たちの成長や独立と共に息を潜める存在に。
手入れをしながら使い方に合わせて手を加え庭として維持していく選択もあれば、使い手の居なくなった庭を切り崩し、より有効に使える空間にカスタムする方法もまた家や土地を継承していくための選択のひとつだと思います。

かつて家族の笑い声や戯れで溢れた庭での時間と思い出はいつも心の中に存在しています。

before

塀で囲まれ広々と設けられた庭は使用頻度が減り、雑草の対策や樹木の管理ばかりが大変になりつつありました。

施工前の写真

自家用車が一家に一台の時代には主流だったクローズ外構を、思い切ってオープンにして駐車場として利用することになりました。

施工前の写真

屋根が風で飛ばされてしまったカーポートの骨組みも、撤去して新しいものと取り替えることになりました。

施工前の写真

after

施工後の写真

三協アルミ カーポートFⅡの1台用を両サイドに設置したとても贅沢な駐車場。建物のデザインが特徴的なので、悪目立ちしないように風景に馴染の良いアーバングレー色を選択しました。アルミ屋根の強度で風の吹き上げも安心。

施工後写真

最大5台の駐車ができる広々としたスペース。駐車の際の目印になるように、縦に入れたインターロッキングがアクセントの役割もしてくれて、空間を引き締めてくれています。

施工後写真

今は駐車場として利用しているこのスペースも、将来的には使い道が変わるかも…そんな可能性を考慮して、下地は路盤を締めた上に土決めで、インターロッキングを施しました。地盤をしっかりとつくり、駐車場に適した素材を使用すれば、将来的に解体コストをあまりかけることなくカスタム可能な施工を叶えることができます。

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