寒い冬から庭木を守るメンテナンス

今週は暖かい日が続いています。でもこれは罠…「暖かくなったなぁ。もうすぐ春だなぁ。」なんて、気を抜いた日には、2月という極寒がやってくる!!と思っていても、まんまと気を抜き薄着になっていく私です💦学ばないオンナ

先日は、沼田商工会さまへ伺い事業についての相談事をしてきました。担当者の方が、とても親切・丁寧に相談に乗ってくださるので、ついついなんでもかんでも相談しちゃいます。

事業を始めなければお世話になることもなかった場所や人、この1年で沢山の方と巡り合いましたが、その度に人と人との出会いや繋がりってそれぞれにタイミングと意味があり、とても尊いものだと実感しました。

人と人、人と物、この世の中にはいろんな出会いの組み合わせがありますが、人と植物もそのひとつ。外構や庭を通してお客さまの元へ行き着いた植物が、出来る限り長くその地に根付き、お客さまとの癒しの時間を過ごせるように…

植物にとって過酷な寒さとなる冬のこの時期を、なるべくストレスなく越すことができるように、私たちができることを今日はお話しします。

目次

冬場の庭木や植物のお手入れ方法

植物によって夏に強いもの、冬に強いもの、あるいはその反対のものが存在します。今まさに寒い冬の季節、厳しい環境にさらされている庭木や植物の健康を守り、安心して春を迎えてもらうために!!

今回は、冬場に行うべき庭木や植物の適切なお手入れ方法を詳しくご紹介します。

冬場に必要な剪定作業

冬は庭木の剪定に適した季節です。落葉樹は葉を落とした状態なので枝ぶりを確認しやすく、適切な剪定ができます。剪定のポイントを確認しながら、ぜひ冬場の剪定にチャレンジしてみてください。

  1. 枯枝や病害虫に侵された枝の除去:病害虫の繁殖を防ぐことができます。
  2. 不要な枝を間引く:風通しや日当たりを良くして、木全体のバランスを整えます。
  3. 果樹の場合:果実の収穫後に剪定を行い、次のシーズンに向けて準備しましょう。

防寒対策を行う

私たちと同じく、冬に弱い植物にとって寒い季節は大敵です。植物を寒さから守るために、防寒対策を施してあげておくと春まで健康を保つことができます。

  1. 敷き藁やマルチング材を使用:雪や霜にもダメージを受けるので、土の温度を保ち根を凍結から守ります。
  2. 防寒シートや不織布で覆う:寒さに弱い植物や新しく植えた苗木を保護を行っておくと良いです。
  3. 鉢植えを移動:可能であれば、鉢植えを屋内や風の当たらない場所に移動しましょう。

冬の水やりの注意点

冬場は日中も気温が上がらず土が乾きにくいため、水やりの頻度を調整する必要があります。水分過多による根腐れや、水分が土中に残っていることで起こる凍結、病害虫の発生などを引き起こす可能性があるので慎重に。

  1. 時間帯の考慮:朝早くや夜遅くなどの気温の低い時間帯の水やりは避け、日中の暖かい時間帯に行いましょう。
  2. 土の状態確認:土が乾いている時に水を与え、過剰な水やりは控えます。表面だけではなく、少し掘って土中の状態を確認するとなお良しです。

冬に適した植物を取り入れる

冬場のメンテナンスが少し面倒に感じる場合には、寒さに強く冬場でも庭を彩る植物を取り入れると、寒い季節も手間をかけることなく楽しめます。

  1. 常緑樹:ツバキやアオキなど、冬でも葉が落ちない植物は庭のアクセントになります。
  2. 冬咲きの花:クリスマスローズやスイセンなど、寒い中でも花を咲かせる植物を植えると冬でも開花を楽しむことができます。

春に向けた準備作業

寒い中での庭仕事は、なかなか腰が重い気がしますが、冬の間に庭の整理をしておくことで春になった際にスムーズに庭での作業を始めることができます。

  1. 雑草の除去:雑草を取り除き、庭全体を整えます。
  2. 肥料の準備:堆肥や有機肥料を準備し、春に施すための基盤を整えおくと春の芽吹きが安定します。

まとめ

冬場の庭木や植物のお手入れは、春の美しい庭づくりにつながります。剪定や防寒対策、水やりの調整をしっかり行って植物が健康に過ごせる環境を整えましょう。

せっかく出会った植物たちを時に厳しく、時には守り、手をかけながら大切に育てることで、成長の嬉しさや日々の癒しをより強く感じることができます。

Ordinary Garden Worksでは、植物の冬のお手入れに関するご相談や施工サービスも承っております。お気軽にお問い合わせくださいね!

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