創業1周年を迎えて思うこと

恐れながら本日11月23日(土)の勤労感謝の日、Ordinary Garden Worksは無事に1周年を迎えることができました。(残り33分で今日終わるぞ~💦💦)

年々あっという間に過ぎていく1年という月日。開業からの1年は、いつにも増して慌ただしく「あっ」という間もなく気付けば1周年…そんな調子でした。

わざわざ11月23日の勤労感謝の日に開業したのには特に深い理由もなく、単純に私が忘れないように!これに尽きます!

スタートから国民の休日とは、やる気のなさを体現しているように誤解されるかもしれませんが、働ける環境にあることに感謝の気持ちをもちその尊さを忘れることのないように、という側面も密かに持ち合わせています。←実は実話

創業から今日まで、決して沢山ではないけれど素敵なお客さまとの出会いに恵まれ、様々な分野の先輩方の教えを請いながら、自分なりに出来ることに邁進することができたとても有意義な1年間でした。

自分・お客さま・仕事と向き合うものが限定された環境だからこそ、これまで以上により深く学びに貪欲になり、更なる知識を蓄える時間になったのではないかと感じています。

『会社』という守られる後ろ盾がない中で、周囲に惑わされることなく自分自身の芯を保っていくことは、常に緊張感との闘いでプレッシャーとの背中合わせ…

それでも、直にお客さまと接し対話を重ねて庭づくりの時間を共有できる歓びは、他の何物にも代えられない宝物のような経験であり時間であることを、知ってはいたけど今改めて実感しています。

私は、外構や庭の完成を見るのはもちろん好きで達成感と感動もちゃんと感じますが、それ以上に工事中の完成するまでの過程を見届ける時間が大好きです。

ひとつの庭づくりに職人さんやメーカーさんや業者さんなど、様々な人が携わってくれて出来上がっていく現場の温度そのものが病みつきになるんですよね。(ちょっと癖つよ発言かな…)

沢山の人たちが、ひとつの庭のために色々なことを考え思いをもって創り上げてくださる光景は、言葉では表現できない高揚感を覚えます。

と共に、自分はこれだけの人に支えられてこそこうして庭づくりを仕事として出来ているんだな…と思い知るのです。あらゆることがデジタル化されビジネスライクになる中で、人と人との関りで成り立っていく現場仕事というのは大変貴重な場所だと感じています。

おかげさまで1年目としてはわりと良いスタートを切ることができて、心にも余裕をもって仕事とプライベートのバランスを保ち生活することができました。

先日のブログでも書いたように、食べることを疎かにすることなく、アイデアに行き詰まった時は近所をぶらぶらと徘徊しリフレッシュ!!

心と身体の健康はとても大切だということも、自営業で全てをセルフコントロールしなくてはいけなくなってから気を付け始めたことのひとつです。

多分、めちゃくちゃ向上心ある人とか熱量を持つ人から見ると、異常にゆるいぬるま湯のような経営者なのかもしれないんですよね。

だけど、道に迷うことはあっても自分自身は絶対に見失いたくないし、対お客さま以外のことでは心を乱したくないので、ペースを速めたりギアを上げたりすることはないです。

正直にいうと、見た目と反した緩さを兼ね備えているのが私の最大のチャームポイントですね☺はたから見ると”バリキャリ”っぽいらしいので…全くその要素はないです。笑

開業準備などに半分の月日を費やしたこの1年、明日からスタートする(あ、0時超えたわ…💦)2年目は、より多くのお客さまと巡り合えることを願いつつ、計画的かつ有意義に邁進していきたいと思っています。

1日1日大切に過ごしながら、1年の節目にはこうして振り返りができるくらいの余裕は保ち、亀の歩みで進んで行ければ本望です。研修旅行と称した海外の街並み探索も行きたいなぁ~(願望)

すべては私と関り支えてくださる皆さまのお力添えのおかげで成り立っているこの世界。どんな時も奢ることなく自分を疑え!!を教訓に取り組んでいきます。

今後ともOrdinary Garden Worksをどうぞよろしくお願い申し上げます。

11月24日になっちゃいました…

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