季節の剪定と冬支度

今朝は今年初めて朝の寒さを感じて、何を着たらいいのかクローゼットの前で茫然自失状態でした。毎年のことなんですが「去年何着てたんだっけ?」今朝も例にもれず頭抱えました。

ロンTでは寒い・・・ニットは暑い・・・ものすご~く絶妙な寒さで私を追い詰めてきます。誰が?笑

先日久しぶりに覗いたリユースショップで、FRAMeWORKのニットを破格で購入!古着状態でいうとAランクの程度で、なんと1,600円という・・・買取の目利きがいないのか。私的には超ラッキーな掘り出し物でした。

リユースの服はとりあえずクリーニング行きして、毛玉やシミがあるものなら処理してもらって長く愛用しています。こちらのニットの出番は、もう少し先かな☺

今日の夜はいそいそと冬物出したり、毛布を出したりの冬支度をしてしまいそうな予感です。

先日、庭のリフォームをさせていただいた北広島町のN様邸。この時、既存の樹木の剪定もあわせて行いました。春から秋にかけて植物の成長は目まぐるしいので、繁殖が落ち着く冬に向けて整える意味でも大切な作業です。

丈が伸びて2階まで差し掛かっていた樹高を調整し、枝を強めに間引いて次の春に備えます。玄関廻りでもくもくと茂っていた葉もスッキリして軽やかな風情を取り戻しました。

庭の方の樹木は、モミジとオオデマリにアオキを剪定。モミジは3本あってその内1本は元々処分予定だったものの、残す予定のイロハモミジにテッポウムシの痕跡が。。

【テッポウムシ】はカミキリムシの幼虫で、成虫のカミキリムシが木に傷をつけて産卵した後その卵が1週間ほどで孵化して、木を食べながら成長していきます。幼虫であるテッポウムシは、木の内側を食べて幹内に穴をあけていくので被害に気付きにくいという難点もあります!

幹の根元におがくずがこんもりしていたら、テッポウムシを疑った方がいいかもしれません。

ということで、残す予定だったイロハモミジは施主さまにもご確認いただき状況を説明して、もう1本の立派なモミジを剪定し残すことになりました。現地調査から施工まで少し期間が空いたこともあり、気付けなかったことに後悔が残ります….

そうはいっても、こちらのモミジも処分するには忍びないほど立派に育っているので景観を損なうことなく対応できてひと安心です。

シダレモミジは、地面に枝が付きそうな勢いで枝垂れていましたが、樹形を整えてコンパクトに。

茂ってしまうとしまうとなかなか手を付けられなくなってしまう樹木や植物も、定期的な間引きや今回のような庭のリフォームの際に剪定を行うことで植物の健康と景観を保ち、よりゆとりをもって緑を楽しむことができます!

新たな低木と下草で彩りを加えて、軽やかな癒しの【草木がそよぐロックガーデン】に生まれ変わりました。

草木がそよぐロックガーデン

樹木も植物も私たち人間と同じです。

小さい時は手がかかり、地に根を張り成長する過程で自立し己で生きる力を備えていきます。ちょっとした病気は早く気付いて手当をすれば十分回復するし、放置しすぎれば私たちの手に及ばない事態になることもあります。

そんな風に置き換えて考えてみると、本当に人間の成長に似ている気がしてより愛着と親近感がましますよね。

植物にいつもと違う変化(葉の変色や幹の傷など)を感じたら、いつでもお気軽にご相談くださいね。

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