後悔しない庭づくり 植栽選びと配置のコツ

週末に発注していたチラシが無事に印刷され手元に届きました。何度作成しても100%の出来にはならないけど、自分で色々試してみるのはとにかく楽しい!この気持ちに尽きます!

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ポスティング用にとりあえず300部をせっせと折る作業を…こういう単純作業をたんたんとこなす時間も、脳内をリセットする時間になって丁度いい♡

ところで、庭や外構を新しく構えるとき、「どんな植物を選べばよいのかわからない」「配置の仕方に自信がない」と悩まれる方はきっと多いですよね。

私もつい見栄えのする立派な樹木や、彩り豊かな草花を盛り沢山に植えたくなるのですが、なんでもどんな時も『加減』は大切!今日は、失敗しないための植栽の選び方と配置の基本について、施工事例なども交えながらご紹介します。

目次

植栽を選ぶポイント

外構工事の中で、植栽の工事は構造物が全て出来上がった後の最後の仕上げ。植物選びは、庭のデザインや管理に大きく影響します。植物選びの際に重要なポイントを押さえておくと、理想の庭づくりに近づけますよ。

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日当たりや風通しを考慮する

日陰でも育つ植物・・・日当たりが芳しくない場所には、日陰にも順応する植物を選び配置しましょう。(例: シダ類、アジュガ)

日当たりが必要な植物・・・日光を必要とする植物は日当たりのいい場所に配置し、他の植物に覆われ陰にならないよう配置する事も必要です。(例: バラ、ラベンダー)

成長速度を考える

早く成長するもの・・・目隠しに便利ですが、すぐに大きくなる分定期的な剪定が必要です。(例: シマトネリコ)

ゆっくり成長するもの・・・大きくなるまでの過程は時間がかかりますが、その分お手入れが楽です。(例: オリーブ)

気候に適した植物を選ぶ

日本の四季に合う植物や地域ごとの気候の特性に順応できる植物を選ぶことで、メンテナンスの手間や維持管理に掛かる費用を抑えることができます。

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植栽の配置で意識すること

どれだけ樹形の良い立派な樹木を植えても、外構や庭の雰囲気を合っていなければ逆効果です。植物の存在は、意外と全体のバランスや雰囲気を左右するので、配置には特にこだわって欲しいところです。

1.高さを活かしたレイアウト

樹高の高い木を背景にして、中低木や地被植物を手前に配置することで、空間に奥行きが生まれ立体的になります。

2.季節ごとの変化を意識

たとえば、春に花が咲く植物と夏に緑が美しい植物を組み合わせるなど、1年を通して何かしらが花を付けたり緑を保っている状態になるように、組み合わせを考えて植えると1年中楽しめる庭になります。

3.ゾーニングで使い勝手アップ

道路側に目隠し効果のある植栽を、リビングから見える空間には観賞用の花を配置するなど、実用性と美観を両立させる植物の配置も有効です。

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施工事例の紹介

エントランスで叶える『ナチュラルガーデン』

アンティークレンガと季節の花が彩るエントランス空間

花壇で植物のスペースを区切ることで、過剰な繁殖や広範囲にわたるお手入れの必要性を防ぎ、適度に植物を楽しみながら、日々の生活を彩り癒してくれる空間をつくることができます。

庭の一部に癒しの空間『モダンエクステリア』

庭の一部に築山や坪庭のような空間をつくるだけで、十分に日常の癒しとなってくれます。景石や置石を設えると、植栽を適度なボリュームに抑えながら、自然石と緑のコントラストをお手軽に楽しむことができます。

まとめ

外構は植栽選びや配置の工夫次第で、見た目を美しく保ちながら、維持管理などのメンテンナンスも軽減させることができます。

Ordinary Garden Worksでは、これまでの経験を踏まえて植物の専門知識とデザイン力を活かし、お客さまの理想の庭づくりをお手伝いします。ぜひお気軽にご相談ください。

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