師走らしい12月の1週間

『師走』とは、僧侶のような普段落ちついている人でも、この月は多忙で走り回るようになるという意味から名付けられたという説が由来となっている言葉。

12月になると、各家庭で法事を行うためお坊さんが忙しくなることから”師(お坊さん)””走る”ほど忙しいという説が有力のようですが、他にも語源となる諸説はあるみたいです。

お坊さんも忙しくなるこの季節、さすがの私も少しバタバタとざわつき始めています。仕事の追い込みはもちろん、友人との飲み会や先輩方との飲み会そして取引先との飲み会…飲み会ばっかやないかーい🍺に勤しんでいます。

先週は珍しく1週間出ずっぱりだったので、楽しいひと時を思い出に留めて残り半月を走り抜けるために、今日はここに日記として記しておきたいと思います。まぁ相変わらず誰も興味ないと思うけども。

先週から寒さがグッと厳しくなり、本来なら家から出るのも億劫になりがちな冬。私は生粋の出不精なので(こんな仕事しといて…)本来はこの時期の誘いには特に乗らない性質です。

そんな私も、ここ数年の様々な経験から「会いたい時にあなたはいない」ということがこの世には存在していて、自分にも起こりうることだと思い知らされる出来事があり、会いたい人には会える時に会おう!と思うようになりました。

近しい人に対してほどそんな甘えが出ていませんか?いつでも会えると思うと先延ばしにしがちな、そんな感じ。私は、元々はそういう人間でした。広島に住んでいると意外と宮島に行かない、とかね。笑

でも、、、私も相手も明日当たり前にそこにいるとは限らないんですよね。今度会ったときに話せばいいや…と思ったまま会えなくなった人もいます。

そんな悲しく悔しい経験を経た今、「たいぎい」と思うことなくアクティブに人と会うことを心掛けて生活しています。そして、実際に人に会うことで得られるエネルギーの凄さを今まさに実感しています。

忙しい1週間の幕明け。まずは、小学校からの幼馴染である友人と当日の朝急遽買い物へ出掛けることに。連絡してみたらたまたま予定が合って会うことができるのは、友達ならではの嬉しいアクシデントです✨

子供たちのクリスマスパーティー用のプレゼントを購入したり、洋服を物色したりしながら延々喋る私たちでした。そして、いつも思うのが時間がいくらあっても足りないということ。

かれこれ30年以上喋り続けているはずなのですが、いつも本当にあっという間過ぎて4~5時間じゃ事足りませんよ!!と、お互いに毎回言っています。

その翌日はSNSのデジタル講座へ。商工会が主催するセミナーで知り合った先生の外部講座に初めて行ってきました。SNSを1年間予定立てて更新するためのポイントやアドバイスを講義していただき、目標を立ててきましたよ☺

講座の中では沢山のシェアタイムも設けられていて、ひとつひとつの課題に対して自分の思いを口に出し、相手の思いを聞くことで新たな気付きも生まれます。

ランチをいただきながら、講座でシェアしたことをさらに掘り下げてディスカッションできる時間があったのもすごく良かったです!!

会場ではおしゃれなお店がマルシェで出店されていたので、お菓子や商品を楽しみながらいろんな分野で活躍する方との交流もできて、こちらもあっという間の3時間。

私はsol.さんの陶器のマグカップを購入して、次の日から早速このカップでコーヒーを楽しんでいます。器が変わると料理や飲み物を楽しむ時間が、より特別なものに感じられるようになります。

きちんと過ごそう。1日を大切にしよう。丁寧に暮らそう。実際に出来るかどうかは別として(多分無理💦)節々で思いを改めるきっかけを作ってくれることもありますよね。それくらい私にとって器は大切で好きなモノです。

好きなご飯を作って、好きな器でいただく贅沢は、身体にも心にも優しい風を吹かせてくれます。寒い季節の豚汁といなり寿司は格別♪自分で言う…

そして、数年ぶりのメンツで久しぶりのお酒を楽しんだ週末。私が、業界に入って最初にお世話になった会社の社長と、そこから独立し十数年走り続けている大先輩と普段から交流のある元同僚と共に、夜の街へ繰り出しました。

いい意味でみなさん変わっていなくて、今も変わらず信念と理想を抱きこの仕事を楽しんでいることが伝わって、私自身も現状に甘んじることなく頑張ろうという意欲をいただきました。

当時は忙しさに疲弊して、楽しかった仕事が段々と義務に変わっていき、このまま続けていたら自分が壊れるという危機感から退職した会社。

だけど、その会社のデザインが好きで社長が生み出す庭が好きで、その思いはなくなることはなかったです。自分なりの仕事の仕方とか容量を上げるとか、そういう技量が当時の私にはなかったということ。

退職してからも節々で気にかけてくれ、この日も沢山のアドバイスをいただいて、少しだけ曇っていた視界が開けたようなそんな気がしました。

やりたいことを実践し形にして評価を得ている方の言葉は、やっぱりとても重みがあって心に届くものだなぁ…としみじみ。それだけの大きな存在である人が自身のことを「ポンコツ」と言っている姿もまた絶妙でした

こういう看板見てレトロだとかエモいだとか、感想を言い合って盛り上がれるのもなんだか懐かしかったです。ちなみに、伺ったお店とは何ら関係のないお店の看板です。笑

実は、話の流れで同じメンツでこの次の日も飲み会を開催いたしまして…明け方4時まで街で飲み明かしましたとさ💦

そんな合間の土曜日は、商工会で来年から始まる2期目の計画を相談しに行ってきました。ペースや仕事量はあまり変わらないとは思いますが、今後の展望を話すことで曖昧だったイメージが鮮明になりつつあります。

中小企業診断士の方と政策金融公庫の方にお会いして、アドバイスをいただきながら2期目3期目へ向けての課題をクリアにしていく方法などを相談しました。

肩書に反して皆さん気さくで話しやすい方ばかりの相談会だったので、写真の通り終始和やかに冗談も交えながらの時間となりました。

こうして気負うことなく相談できる場所があることも、とてもありがたいです!!

こんな風にあっという間に過ぎ去った怒涛の一週間。仕事に遊びに一生懸命全力で楽しむことができて、お腹一杯の先週の出来事でした。

来年のキーワードも『会いたい時に会いたい人に会う』を継続していきたいと思っています。大切な人を当たり前に大切にできる自分でいられますように。

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